子犬 | ブリーダー直販.com

★ブラッシング・コーミング★

チワワはロングコートでも毛量が多くないので、毛玉になることはあまりないですが、1回に10分程度のブラッシングをしてあげましょう。
ブラッシングをすることにより夏場は皮膚の温度を下げる効果があり、冬場は被毛が空気を含んで保温効果がアップします。
又、飼い主が犬の体を触ることにより、怪我や病気のチェックが出来、早期治療に繋がります。
チワワははっきりとした換毛期はありませんが、春と秋は抜け毛が多くなりますので、この時期はこまめにお手入れをしてください。
ロングコートはスリッカーブラシ、ピンブラシ、コームをスムースコートはラバーブラスを使用します。
スリッカーブラシは柄を親指と人差し指で軽く持ち、毛並みに流れにそってブラッシングをします。
ラバーブラシはサイドを軽く持ち、皮膚をマッサージするように優しくブラッシングをします。
順番は首→背中→お腹、胸→おしり→しっぽ→仕上げに耳など被毛の長い部分をコームで通します。
最初は犬が見えない背中からブラッシングをして、怖がらせないようにすることが大事です。
そのうち、慣れてくれば、自分から体を傾けてきます。

★シャンプー、リンス

シャンプー、リンスのやりすぎは、皮膚のトラブルになりますので、月に１回で十分です。
成犬のものは使用せずに、子犬用もしくは低刺激用のシャンプー、リンスを使いましょう。
お湯の温度は人間がすこしぬるいと感じるぐらいの35度前後に設定してください。
お湯をかける際はシャワーが遠い位置ですとお湯が飛びちって、犬が恐がります。
必ず体に近い位置からやさしくお尻の方から全体へ濡らします。
シャンプーが終わったら、すすぎのこしがないように時間をかけて念入りにすすいでください。
ドライはまずは犬にブルブルと身震いをさせてから、タオルで体の水分を良くとって乾かしてから、ドライヤーをかけてください。
ドライヤーをかける時は、子犬が音で怖がらないように後足やお尻の方から乾かしてあげると安心します。
ロングコートの場合は半分乾いた頃にスリッカーブラシをあてながら乾かすと良いでしょう。

★耳のケア

チワワの耳は立ち耳なので、垂れている犬種よりは耳の病気になりにくいですが、汚れていたら、その都度、コットンなどにイヤークリーナーなどをつけて拭き取って下さい。痒がって、耳をよく掻いたり、耳の中から悪臭がする場合は外耳炎になっている恐れがありますので、獣医に診察してもらってください。

★目のケア

戸外で遊んだあとは目の周りの汚れや目ヤニがついていないかチェックして下さい。
毛や小さなゴミが目に入った場合は犬用の目薬をさして、コットンやガーゼで取り除いて下さい。
毛の色が薄い子の場合、涙が流れてそのままにしておくと目の下が茶色く涙やけしてしまうので、涙やけ防止ローションなどで、こまめに拭いてあげてください。

★爪切り

爪は2週間に1回はチェックしましょう。
爪を伸び続けたままにしておくと、先が内側に曲がって、肉球に食い込み、痛がります。
チワワなどの小型犬の場合、爪切りはギロチンタイプをお勧めします。
爪切りは親指と人さし指で爪の付け根と肉球をつまんで指を開かせて固定して、爪を切ります。
爪が黒い子は血管がわかりずらいので、深爪しないように慎重に行って下さい。
もし、深爪してしまった場合の為に、止血剤も準備しておくと良いでしょう。
爪切りで爪を切ったら、やすりで削るようにしてください。

★歯磨き

犬は虫歯になることはあまりありませんが、歯磨きをしないと歯石がたまり、歯周病の原因になります。
子犬の頃に歯磨きを慣らしておくと、成犬になってもスムーズに歯磨きが出来るようになりますので、1週間に1回はしてあげましょう。
最初は歯磨きガーゼを使って慣れさせ、のちに歯ブラシを使って歯磨きしてください。
生後8カ月ぐらい経っても、乳歯が抜けないで、乳歯と永久歯が2重に生えている場合は乳歯を抜歯しなくてはいけません。
乳歯が残っていると、不正咬合や乱杭歯の原因になってしまうので、早めに獣医に乳歯を抜歯してもらうようにして下さい。

★足の裏のケア

足の裏に毛が伸びていると滑りやすくなり危険です。
犬用のはさみやバリカンを使用して、肉球からはみ出した毛をカットしましょう。

★肛門しぼり

おしりの「肛門嚢」（肛門腺）に、分泌物がたまると、痒くておしりをなめたり、床にこすりつけたりします。
肛門嚢を絞らずに放っておくと、破裂してしてしまうので、シャンプーをする際に絞ってあげましょう。
肛門を時計に見立てると4時と8時の位置に肛門嚢があるので、左右を指で挟んで絞ってください。
分泌物がたまりやすい子は、少し早いペースで絞って下さい。