子犬 | ブリーダー直販.com
病気と予防
子猫のうちはまだ免疫力が低いため、病気にかかりやすく、あまり体力がないので、すぐに体調を崩してしまいます。
子猫の健康を守るには飼い主がいつも子猫の様子や状態をよく観察して、病気の早期発見に努める事です。
又、その前に病気やケガにならないための予防も忘れずにしてあげましょう。
目、鼻、耳、口、肛門や子猫の動きや表情、毛並みなどが観察するポイントです。
体を触ると嫌がる、、不自然な行動をとる、ずっと鳴き続ける場合は、病気の可能性が高いので、獣医に診てもらいましょう。
●子猫がかかりやすい病気
★下痢★
■下痢の主な原因■
・食事の変化(食べ過ぎ、消化の悪いものを食べた時)
・寄生虫
・細菌感染
・ウィルス
・腸の働きが悪い(環境の変化などでの精神的ストレス)
他には、膵炎、膵臓の消化液不足、腫瘍などさまざまです。
■下痢になったら■
子猫の様子と便の色、臭い、便の回数をチェックしましょう。
回虫や条虫など寄生していると、食欲がなくなり、便が緩くなったり、お腹が張ったりします。
下痢になっても、食欲や元気があれば一回食事を抜いて様子をみましょう。
一時的な下痢の場合は問題ありません。
ただし、下痢を何度もしたり、元気がないようであれば、便をビニール袋やラップに包んで動物病院へ行きましょう。
幼齢期で体が小さい場合や元々食が細い子は、脱水症状となり急激に悪化することもあるので注意が必要です。
★耳疥癬症★
■原因・症状■
子猫が必要以上に耳をかゆがったり、後ろ足で引っかいたりしていたら注意が必要です。
耳垢に微細なダニが寄生している可能性があります。寄生があると、耳孔内の炎症やびらん、耳の周囲を爪で引っかきます。
耳の中を覗くとチョコレート色の耳垢が沢山付いており、耳垢や耳の中を良く観察するとダニが動いているのが分ります。
ダニが寄生している猫との接触によって感染することが多く、特に子猫の感染率が高いです。
かかってしまうと、慢性化したり、治療が長引くことがあるので、日頃からの耳のケアを心がけましょう。
■治療・予防■
自分で行なわずに、必ず獣医さんに相談しましょう。
耳孔内を掃除して殺ダニ剤を塗布します。
ミミダニが寄生していても無症状のことがありますので、多頭飼いしている場合は、検査を必ずしてあげてください。
日頃から耳の中を清潔に保ってあげましょう。
★猫下部尿路疾患★
尿路下部で起こる病気の総称で、尿路には尿結晶や結石ができる尿石症、膀胱粘膜に炎症を起こす膀胱炎、尿石症と膀胱炎を併発する場合もあります。
■原因・症状■
猫下部尿路疾患にかかると、頻繁にトイレに行くが、尿が出にくい、排尿時に痛みで鳴く、血尿が出る、トイレ以外の場所で粗相をする、といった症状が見られます。
一番危険なのが、尿道に結石が詰まって尿が出なくなる尿道閉塞。
尿道が細いオス猫に多い病気で、そのままにしていると、急性腎不全から尿毒症を起こし、数日で命を落とすこともあります。
メス猫の場合は、結石で膀胱内壁が傷つけられ、膀胱炎を発症することが多いようです。
■治療・予防■
・マグネシウムカルシウムなどのミネラルを制限し、尿のPHを調整するようなものを与えて食事管理をすること
・結晶が出来にくくするために、水分を十分にとること
・排尿を我慢させないように、常にトイレをきれいにすること
・運動不足による尿石を作らないように肥満をさせないようにする
★猫伝染性腹膜炎(FIP)★
1歳までの子猫に発症する場合が多く、死亡率も高い怖い病気です。
発症するとお腹や胸に水がたまり、下痢を起こすなどして、どんどんやせていきます。
■原因・症状■
猫コロナウイルスの感染が原因で腹膜に炎症を起こし、腎不全、肺不全に進行する事もあります。
腹膜炎が起こると腹に水がたまり、腹部が膨らんでブヨブヨした感じになります。
・ウエットタイプ
初期は、発熱、食欲不振、じっとして動かなくなることが多い、痩せていく、脱水症状、まぶた、鼻、歯茎、パット等を見ると貧血状態の症状が見られます。肝障害が強い場合は強い黄疸を起こしたり、嘔吐や下痢や便秘を繰り返すこともあります。そのうちお腹に水がたまり始めます。普通は腹部を触診しても痛みを示しません。腹部前下方に堅く小さな腫れ物を感じるときもあります。
ウェットタイプの猫の約25%が胸に水がたまって、それに伴う呼吸困難が見られます。
運動するとすぐに息切れして、呼吸困難になり、心音および肺音が弱くなります。心嚢水が増量してくる場合もあります。
・ドライタイプ
ウェットタイプよりゆっくりと症状が進み、膿汁を含む播種性肉芽腫病変が様々な臓器に生ずるため、それに関連した兆候を伴うことが多いようです。数週間、体重の減少、発熱、ぐったりするなどの症状が続きます。
腎臓・肝臓障害、膵臓、中枢神経系、目に異常が起こる事もあります。
運動能力が落ちたり、後ろ足が曲がらなくなったり、眼の玉がふるえたり、痙攣発作を起こしたり、脳神経および末梢神経障害、知覚過敏、頭が前部に傾く、いつも違う行動をする、粗相したりします。
■治療・予防■
現在、完治できる治療はなく、症状を和らげることが主体となります。
発症の原因が不明な事が多く、体内のウイルスを殺す薬がありません。
ワクチンはまだ日本にはありませんが、検査は可能です。
猫の不快感を改善させるために、病気の進行を遅らせることぐらいしかできません。
最近、インターフェロンやステロイドを使った治療で延命効果を上げてきてます。
★低血糖症★
子猫の脱水症状は危険です。
血液中の糖分が低くなり、ぐったりして、震えや痙攣を起こし、死にいたることもあります。
ウィルス感染、寄生虫感染、環境変化によるストレスにより食事を取らなかったり、下痢や嘔吐が続くことが原因で発症します。
気温が低下することで体力が失われることが原因となることもあります。
特に体が小さい子、月齢が経っていない子、食が細い子は体力がないので注意が必要です。
■低血糖症になってしまったら■
ブドウ糖を飲ませます。
ブドウ糖がない場合は砂糖水(砂糖:水=2:8)を飲ませます。自分から飲まないようであれば、ストローで砂糖水を吸い上げ、口に流し込んで、背中をさすってあげて下さい。それでも飲み込もうとしない場合は逆に器官を詰まらせてしまい危険ですので、すぐに獣医さんに連れて行きましょう。
砂糖水(ブドウ糖)を飲ませると急に元気がでます。
自分から立ち上がり、フードを食べるようになれば大丈夫です。
一時的な食欲不振による低血糖症であれば問題ありませんが、下痢や嘔吐が続く場合は他の病気であることがあるので、獣医さんに診てもらいましょう。
また、症状が繰り返される場合、砂糖水だけ飲んでいると胃が小さくなってしまい、フードを受付けなくなってしまいます。この場合も獣医さんに診てもらいましょう。
一度、低血糖症になった子猫は今まで以上に注意が必要です。
こまめに様子を見てあげて、1日の食事回数を増やしてください。(1日に与える量は変えずに、少量ずつ与える形で)
ペット用ヒーターを使うなどして、体温を下げないようにしましょう。
●病気の予防
★混合ワクチン★
子猫は母乳によって、免疫を譲り受けて様々な病気から守られています。
離乳期になると、免疫が低くなってくるので、生後2か月ごろに1回目、更にその1ヶ月後にも必要です。
ワクチンを接種しないで、伝染病にかかると病気が長期化し、抵抗力のない子猫は命を落とす事もあります。
飼い主は、予防可能な病気から子猫を確実に守らなくてはいけません。
■予防できる主な感染症■
・猫伝染性鼻気管炎(FVR)
・猫カリシウイルス伝染病
・猫はん白血球減少症(猫ジステンバー、猫伝染性腸炎)
・猫免疫不全ウイルス感染症
・猫白血病ウイルス感染症
・猫クラミジア感染症
■接種時期■
1回目は2か月前後、2回目はその30日後になります。
子猫の頃は最低2回の接種が必要です。3回目を接種するかどうかは獣医さんと相談を。
その後は、1年おき。
■注意すること■
・混合ワクチンを接種してから体調が落ち着くまで1週間は安静にする必要があります。
そのため、ブリーダー、ペットショップからの引取りは、ワクチンを接種してから約1週間後をお勧めします。
・お散歩、シャンプーは2回目の混合ワクチン接種をして1週間までは控えましょう。
・ワクチン接種証明書はペットホテル利用時に提示を求められることがあるので大切に保管してください。
★ノミ・ダニ予防★
ノミやダニが寄生すると、猫は痒がったり、皮膚を噛んだりし、脱毛してしまうこともあります。
大量のノミが子猫に寄生すると貧血をおこすこともあります。
ノミ取りシャンプーやノミ取りバンドが市販されていますが、動物病院で処方されるノミ・ダニの駆除と予防をする『フロントライン』が一番効き目があります。
生後60日を過ぎると投与できます。混合ワクチン接種時に獣医さんに相談しましょう。
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