★ブラッシング・コーミング★
ブラッシングは被毛を美しくして、皮膚のマッサージ効果もあり、新陳代謝を活発にします。
お散歩や外で運動をしたあとは毛が汚れたり、毛にゴミや汚れがついたりしますので、その都度、ブラッシングをしてください。
ブラッシングは主にピンブラスとコームを使用し、仕上げには皮膚、毛に優しく、静電気が起こらない獣毛ブラシが良いでしょう。
ロングヘアードの場合、毛質が柔らかいので、耳の後ろや脚の付け根、尻尾などは毛玉になりやすいので、コームで優しく解いてあげましょう。
初めは目の粗い方で解き、目の細かい方で仕上げをします。
スムースヘアードは毛が短い為、ブラシ、コームは使用せず、ぬるま湯のタオルを逆毛立てて拭くようにします。
★シャンプー、リンス
シャンプー、リンスは子犬用もしくは低刺激性のものを使用して下さい。
ロングヘアードの場合、毛がからまったまま状態でシャンプーすると更にからまりやすくなり、毛玉になってしまいますので、シャンプーの前には必ずブラッシングをしましょう。お湯の温度は子犬の体温に近い温度で設定し、犬が恐がらないように体に近い距離でシャワーを出し、お尻から全体へかけていきます。
シャンプー後は、シャンプー液が地肌に残らないように良くすすいでください。
ドライヤーをかける前は長時間のドライヤーの熱風を避ける為に、タオルで体の水分を良くとってください。
ドライヤーはブラシを使いながら、地肌までしっかり乾かすようにします。
★耳のケア
垂れ耳のダックスフンドは耳の中の通気性が悪く、耳の病気になりやすいです。
蒸れて耳垢がたまったり、耳ダニが寄生しやすいので、イヤーローションを使い、1週間に1回は耳掃除をしましょう。
綿棒を使う場合は耳の皮膚を傷つけたり、耳垢を奥に押し込まないように注意しなければいけません。
綿棒を使うのが心配でしたら、ノルバサンなどの洗浄液を耳の中に入れ、コットンを指に巻いて拭き取ってあげるのが良いでしょう。
耳掃除をしても黒い垢がすぐに付くようでしたら、外耳炎の可能性がありますので、早めに獣医に診察をしてもらってください。
★目のケア
目の周りに、汚れや目ヤニがついていたら、湿らせたガーゼやコットンなどでやさしく拭き取ってあげましょう。
★爪切り
爪は伸び続けたままにしておくと、先が内側に曲がって、肉球に食い込んでしまいます。
ミニチュアダックスフンドなどの小型犬はギロチンタイプの爪切りが使いやすいです。
ダックスフンドの爪は黒い為、血管がわかりずらいので、深爪しないように注意してください。
少し出血でしたら、ティッシュペーパーなどで強く押えればそのうち止まりますが、止血剤を用意しておくと良いでしょう。
シャンプー後は爪が柔らかいので、
★歯磨き
犬は歯磨きをしないと歯石がたまったり、歯周病になってしまいます。
子犬の頃から歯磨きを慣らし、1週間に最低1回はしてあげてください。
指に歯磨きガーゼを巻いて、奥の歯を中心に磨いてあけましょう。
最近は液体歯磨きでの使用も良いようです。
歯磨き効果のあるおもちゃやグリニーズなどのおやつも合わせて利用すると効果が上がります。
★足の裏のケア
足の裏の毛が伸びていると、すべりやすくなり危険な目にあうことがありますので、ペット用の電気バリカンや先の丸い犬用のはさみを使用してカットしてください。
★肛門しぼり
おしりの肛門腺に、分泌物がたまってそのままにしておくと、破裂してしまいます。
シャンプーをするついでに肛門腺を絞ってあげましょう。
肛門腺は時計の4時と8時の位置にあるので、左右を指ではさんで絞ってください。
分泌物がたまりやすい子は2週間に1回絞ってあげると良いでしょう。
|